政治思想等

ラテンアメリカの左翼思想を軸とした、反米ナショナリズム。反米と言っても、完全にアメリカとの縁を切るわけではなく、アメリカに依存せずに外交や国防、経済を進めていき、独立した国家として運営しようという考え方である。一般的な呼び名は人の名前から取られている。サンディーノ主義(ニカラグア)・ホセ=マルティ主義(キューバ)・ボリバル主義(ベネズエラ)を私は基軸とし、信奉している。アメリカ合衆国等、親米諸国に「共産主義者」とみなされているが、歴史的には、脱米国を進めていくうちに付随してきたものであるため、必ずしも「共産主義*」というわけではない。
基本思想の3本軸は「廃儒」「反帝」「護国」。
・「廃儒」中国大陸の帝国主義を誘発する害悪思想を完全に日本から排除すること。
・「反帝」我らの祖国を崩壊へと導く、ロシア、アメリカ合衆国、中国などのいかなる帝国主義に反抗すること。
・「護国」領土・主権、そして国民を守るため、重厚な軍備を以て永世中立を貫くこと。
基本方針
・「対外非忖度」いかなる国家にも中立的な対等的態度を。
・「主権奪還」奪われた主権を完全奪還する。
・「権利尊重」憲法に書かれた権利を徹底的に尊重する。
・「社会主義」誰も取り残さない政治を。
・「祖国解放」日本を忌々しい帝国主義的資本主義から解放する。

↑アウグスト・セサル・サンディーノ  ↑ホセ・マルティ   ↑シモン・ボリバル

*キューバでは、1959年キューバ革命の成就時、最初はアメリカ合衆国と縁を切るつもりは毛頭なかったが、「ピッグス湾事件」というキューバ侵攻未遂事件が起きて以来ソ連に接近し、1961年に「社会主義革命」を宣言し、共産化を進めていったという経緯がある。そして、現在も共産主義国として繁栄している数少ない国の一つである。